矯正歯科
歯並びの乱れが気になる方には、矯正歯科治療がおすすめです。
出っ歯や受け口、乱ぐい歯など、いろいろな歯並びの乱れを改善することが可能です。
矯正治療で治せる歯並び
出っ歯(上顎前突)
上の前歯あるいは上顎が前方に飛び出している歯並びです。
特徴的な顔貌を呈することから、コンプレックスになりやすいです。口呼吸を誘発するというデメリットもあります。
受け口(下顎前突)
下の前歯あるいは下顎が前方に飛び出している歯並びです。
“しゃくれている”と表現されることもあります。発音しにくい、前歯で食べ物が噛みにくい、などのデメリットがあります。
乱ぐい歯(叢生)
1本1本の歯が別々の方向に向いていたり、傾いていたりする歯並びです。
見た目が悪いだけでなく、歯磨きしにくいことから、虫歯や歯周病のリスクが上がります。
すきっ歯(空隙歯列)
歯と歯の間に、必要以上のすき間が生じている歯並びです。
上の前歯の真ん中にすき間がある症例を「正中離開(せいちゅうりかい)」と呼びます。食べ物が詰まりやすかったり、発音障害が現れやすかったりします。
開咬
開咬(かいこう)とは、奥歯で自然に噛んだ際、上下の前歯部にすき間が生じる歯並びです。
前歯で咬めない、口呼吸が誘発される、発音しにくい、といった症状が認められます。
矯正治療の流れ
矯正治療は、以下の流れで進行します。
STEP1 カウンセリング
矯正治療を検討中の方には、まずカウンセリングを受けていただきます。歯並びに関する悩みや矯正治療への疑問や不安など、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
STEP2 精密検査
診断や治療計画の立案に必要な検査を実施します。
STEP3 診断・治療計画の説明
検査結果を元に診断を下し、治療計画を立案します。診断結果や治療計画の内容は、できる限りわかりやすい言葉でご説明します。患者さまに心からご納得いただいて初めて治療の開始となります。
STEP4 矯正前治療
事前検査で、虫歯や歯周病などが見つかった場合は、そちらの治療を優先します。
STEP5 矯正治療の開始
矯正装置を装着して、歯の移動を開始します。
STEP6 保定処置
歯の移動が完了したあとも、保定(ほてい)のための期間が必要です。保定とは、歯の後戻りを防止するための処置です。リテーナーと呼ばれる装置を装着します。